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第15回日本口腔感染症学会総会 開催報告 第15回日本口腔感染症学会総会・学術大会は、大阪歯科大学薬理学講座の大浦 清教授を総会長として平成18年11月11日(土)、大阪市(大阪国際交流センター)において170余名の参加者をもって開催されました。 学術大会では「オーラルバイオフィルム」「嫌気性菌感染症」「院内感染予防」の3つのキーワードをもとに、特別講演とランチョンセミナーさらにシンポジウムが企画され、5題の一般口演が行われました。 ランチョンセミナーでは、岐阜大学生命科学総合研究支援センター嫌気性菌研究分野教授の渡邉邦友先生に「口腔内細菌叢構成菌と嫌気性菌感染症に関する話題〜嫌気性菌分類命名の変化と現在の抗菌化学療法に対応して〜」と題して、口腔内に生息する嫌気性菌についての新しい生物学的および分類学的情報を紹介していただきました。 まず、田口正博先生(東京都新宿区愛生歯科医院院長)は「歯科医療における感染予防対策への第一歩(できるところからはじめよう)」と題して、次に中久木一乘先生(千葉県船橋市中久木歯科医院院長)は「チェアサイドの感染予防ガイド」と題して、全ての患者を感染症のキャリアとして取り扱うスタンダードプリコーションをそれぞれの医院でどのように力を入れて行っているかを、実際の診療風景をスライドで示しながら解説していただきました。 続いて、生田図南先生(熊本県天草市生田歯科医院院長)は「一般保険診療における消毒滅菌の取り組み」と題して、院内感染対策におけるコスト面の問題点を指摘されました。開業歯科医に対して行った院内感染防止対策にかかる費用のアンケート結果や、初再診料に織り込み済みとされる滅菌コストを捻出するために歯科治療全般にわたるコスト削減へ独自に取り組んでいる工夫などが紹介されました。 最後に矢澤正人先生(東京都福祉保健局多摩立川保健所副参事歯科保健担当)は「在宅ケアと感染予防―保健所の立場からみてー」と題して、地域在宅ケアに携わる関係者向けの感染対策マニュアルの紹介や、在宅訪問診療の特殊性を考慮した感染対策法などをわかりやすく説明していただきました。 日常の診療において院内感染予防対策は非常に重要な問題であることから、フロアからもより具体的な対策法など多くの質問が飛び交い、活発な討論が行われました。最後に座長の連先生より、患者様が安心して受診できるような院内感染予防を行っていくために、本学会が認定する院内感染予防対策認定医・歯科衛生士を多くの方が取得することを勧められ、シンポジウムを終了しました。 |
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学 会 風 景 |
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